前号← | 第37週号2011年2月26日(土)、27日(日) 第2回中山1日目・2日目、第1回阪神1日目・2日目、第2回小倉1日目・2日目 作成日:2011年2月27日(日) 追記日:2月28日(月) |
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着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | [12] | ノーザンリバー | 1.34.2 | 武豊 | (4) |
2着 | [3] | キョウエイバサラ | 3/4 | 福永 | (11) |
3着 | [2] | テイエムオオタカ | 3/4 | 幸 | (5) |
4着 | [9] | ラトルスネーク | 1/2 | リスポリ | (3) |
5着 | [1] | スマートロビン | クビ | 岩田 | (2) |
単勝:[12] 800円
馬連:[3][12] 41,440円 馬単:[12][3] 65,780円
3連複:[2][3][12] 65,550円
3連単:[12][3][2] 574,500円
エルフィンSで2着した牝馬・ノーブルジュエリーが1番人気、京成杯惨敗からの巻き返しを図るスマートロビンが2番人気、前走500万で強い競馬を見せたラトルスネークが3番人気、ダートから転戦してきたノーザンリバーが4番人気に推されていました。
ゲート開いてスタート。しかし、ノーブルジュエリー、スマートロビンの人気2頭が揃って出遅れてしまいます。予想通りテイエムオオタカがハナを切ります。函館2歳Sの覇者・マジカルポケットが好位、ノーザンリバーは中位、スマートロビンはすぐに追い上げて中位後ろ目の最内。ノーブルジュエリーは依然として後方からの競馬。
直線、テイエムオオタカが粘り込みを図りますが、内からなんと11番人気のキョウエイバサラが先頭に立ちます。外からノーザンリバー、そしてラトルスネーク。最内で進路がなくなったスマートロビンも盛り返して伸びてきます。その中でもノーザンリバーの勢いがよく、内で粘るキョウエイバサラを差し切り、3/4馬身差つけて快勝しました。結局、ダートから転戦してきた2頭によるワンツーとなり、波乱の決着となりました。鞍上・武豊騎手は、デビュー以来25年連続重賞制覇となりました。
一方、人気のノーブルジュエリーは直線では伸びていたものの、出遅れ響き7着でした。これはさすがに仕方なしですね。スマートロビンももう少し上手く捌けていたらという感じでした。
勝ったノーザンリバーは、栗東・浅見秀一厩舎の牡馬。父がアグネスタキオン、母がソニンクという血統。半姉にファンタジーS2着のモンローブロンド、全兄に若葉Sを勝っているノットアローン、他にもランフォルセなど活躍馬が多いです。また、甥には一昨年のダービー馬・ロジユニヴァースもいて、今活力のある牝系といえるでしょう。新馬戦では女王・レーヴディソールの僅差の2着した馬ですし、GIでも善戦できそうな感じです。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | [6] | ロッカヴェラーノ | 2.15.0 | 岩田 | (6) |
2着 | [4] | グレープブランデー | 1 3/4 | 吉田稔 | (2) |
3着 | [5] | インナージョイ | クビ | 福永 | (3) |
4着 | [1] | ダノンフェニックス | クビ | 四位 | (4) |
5着 | [3] | ディアヴァンドーム | 2 | 藤田 | (9) |
単勝:[6] 1,210円
馬連:[4][6] 4,400円 馬単:[6][4] 10,090円
3連複:[4][5][6] 9,410円
3連単:[6][4][5] 75,480円
福寿草特別、梅花賞で僅差の競馬を続けてきたヴィクトリースターが1倍台の圧倒的な人気に推されました。2番人気には、ダートから転戦してきたグレープブランデー、3番人気には京成杯からの巻き返しを狙うインナージョイが3番人気、新馬戦を快勝したダノンフェニックスが4番人気に推されていました。
レースでは最初グレープブランデーがハナを切ったのですが、ロッカヴェラーノがこれを交わしてハナを奪います。グレープブランデーは更に控えて3番手。ダノンフェニックスが好位、インナージョイは中位。そして1番人気・ヴィクトリースターはなんと最後方からのレースそ進めていました。
直線、逃げるロッカヴェラーノは直線入り口で後続を突き放します。勝負所で中位まで押し上げていたヴィクトリースターは直線伸び切れません。好位にいたグレープブランデー、ダノンフェニックス、そしてインナージョイらが伸びてきますが、前で粘るロッカヴェラーノの勢いは鈍ることなく、後続に1馬身3/4差つけて快勝しました。完全にロッカヴェラーノのペースで後続は為す術なしといった感じでした。安定感を誇っていたヴィクトリースターは7着と敗れてしまいました。
勝ったロッカヴェラーノは、栗東・中村均厩舎の牡馬。父がマンハッタンカフェ、母がルンバロッカという血統。2着にグレープブランデーが入り、マンハッタンカフェ産駒のワンツーとなりました。小倉の新馬戦を勝った馬はなかなかレベルが高いですねぇ。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
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1着 | [10] | サトノタイガー | 2.16.6 | 的場 | (6) |
2着 | [7] | ヴァーゲンザイル | 3/4 | 三浦 | (1) |
3着 | [8] | マイネルメダリスト | 1 | ベリー | (3) |
4着 | [3] | インプレザリオ | 3/4 | 蛯名 | (2) |
5着 | [4] | ハンドインハンド | ハナ | 小牧 | (4) |
前走の未勝利戦を快勝したへぼまさのPO馬・ヴァーゲンザイルが1番人気、昇級戦の500万でルルーシュの2着したインプレザリオが2番人気、京成杯4着したマイネルメダリストが3番人気、梅花賞3着のハンドインハンドが4番人気に推されていました。他にも当POGからトーセンケイトゥーも出走してきました。
レースでは、サトノタイガーがハナを切ります。トーセンケイトゥーが今日は2番手の競馬。そしてヴァーゲンザイルが3番手。ハンドインハンド、インプレザリオは今日は控える競馬。マイネルメダリストが後方からの競馬を進めていました。
直線、サトノタイガーが後続を一気に突き放します。ヴァーゲンザイル、外からマイネルメダリスト、内からインプレザリオが伸びてきますが、サトノタイガーの勢いは衰えることなく、ヴァーゲンザイル以下に3/4馬身つけてまんまと逃げ切ってしまいました。
ヴァーゲンザイルは惜しい2着でした。昇級戦としては上々の内容でしたが、この負けは痛いですね。ダービー路線を歩むにしても、もう1戦走る必要が出てきました。このままのローテで行けば、山吹賞でしょうか...。
勝ったサトノタイガーは、美浦・的場均厩舎の牡馬。父がキングカメハメハ、母がファビラスターンという血統。半兄にはシンガポール国際Cや中山金杯など重賞3勝しているシャドウゲイトがいます。祖母は府中牝馬Sを勝っているカッティングエッジ、その弟には高松宮記念2着のディヴァインライトがいて、なかなか活力のある牝系の馬です。今日は兄シャドウゲイトを彷彿とする逃げで完勝でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | [12] | ハブルバブル | 1.48.0 | リスポリ | (2) |
2着 | [10] | シシリアンブリーズ | 5 | 藤岡佑 | (3) |
3着 | [9] | ペルレンケッテ | 1 1/4 | 藤田 | (1) |
4着 | [2] | パイクスピーク | 3/4 | 熊沢 | (6) |
5着 | [6] | ルースデラルナ | ハナ | 川田 | (5) |
調教で速いタイムを出していたディープインパクト産駒・ペルレンケッテが圧倒的な1番人気、同じくディープインパクト産駒のハブルバブルが2番人気、クロフネの半妹という良血馬・シシリアンブリーズが3番人気に推され、オッズ的にも3強を形成していました。
レースでは、シシリアンブリーズが2F過ぎからハナに立ちます。ペルレンケッテは3番手、ハブルバブルは好位後ろ目での競馬。勝負所からペルレンケッテがシシリアンブリーズに並びかけ、その後ろからハブルバブルも差を詰めてきます。
直線、シシリアンブリーズが内で粘る中、中からペルレンケッテも伸びてきますが、外からハブルバブルが鋭い脚で一気に突き抜け、あとは突き放す一方。結局、後続に5馬身差つけて大楽勝でした。これはなかなかの逸材ですね。一方、圧倒的な1番人気・ペルレンケッテは、シシリアンブリーズも交わすことができず3着に終わってしまいました。
2着のシシリアンブリーズはよく粘ったと思いますね。勝ち馬には突き放されてしまいましたが、濃い内容だったと思います。次走は確勝級かもしれませんね。注目です。
勝ったハブルバブルは、栗東・池江泰寿厩舎の牝馬。父がディープインパクト、母がラヴアンドバブルズという血統。近親にはバブルガムフェローやザッツザプレンティなど活躍馬が多数いる血統です。名前は「大騒ぎ」という意味みたいですが、GIなどで大騒ぎされる日が来るのでしょうか...?
2011年2月21日~27日抹消馬
ヴァイオラ |
牝 栗東・角居勝彦 厩舎 父:キングカメハメハ 母:シーザリオ
第1位 | HEROさん | 第2位 | GOMACHANさん | 第3位 | 子プーニーさん |
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引退・繁殖入り