前号← | 第35週号2011年2月12日(土)、13日(日)、14日(月) 第1回東京5日目・6日目、第2回京都5日目・6日目、第1回小倉7日目・8日目 作成日:2011年2月15日(火) 追記日:-- |
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ディープサウンドが、共同通信杯で3着したことにより、POであるCriterionさんは1億ポイントを突破しました。これで3回連続の1億超えになります。デボネアやターゲットマシンなども持っており、まだまだ上に行けそうな感じがしますね。
オークス馬・レディパステルを母に持つ良血馬・エアジャクソンが、先週の調教後に亡くなったということ(netkeibaの掲示板等での情報)。昨年末にデビューする予定になっていましたが、出走取消。再デビューへ向けて調整中での急なアクシデントということになりました。期待をしていただけに、残念なニュースですね...。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | [2] | ナカヤマナイト | 1.48.5 | 柴田善 | (3) |
2着 | [6] | ユニバーサルバンク | クビ | ベリー | (6) |
3着 | [13] | ディープサウンド | 1 1/4 | 蛯名 | (5) |
4着 | [12] | ベルシャザール | 1/2 | M.デムーロ | (2) |
5着 | [4] | ダブルオーセブン | ハナ | 戸崎 | (11) |
単勝:[2] 490円
馬連:[2][6] 2,090円 馬単:[2][6] 3,680円
3連複:[2][6][13] 5,690円
3連単:[2][6][13] 30,970円
ラジオNIKKEI杯で重賞初制覇を飾ったディープインパクト産駒・ダノンバラードが1番人気、ホープフルSを快勝したへぼまさのPO馬・ベルシャザールが2番人気、そのホープフルSで2着したナカヤマナイトが3番人気、キャプテントゥーレの弟という良血馬・サトノオーが4番人気に推されていました。その他、当POGからホープフルS惨敗から巻き返しを期すディープサウンド、若駒Sで2着下ユニバーサルバンク、未勝利脱出したオンリーザブレイヴが出走してきました。
レースでは、ベルシャザールが出遅れ。切れのない馬だけに致命的。ディープサウンドが強引にハナを切ります。タツミリュウが2番手、ユニバーサルバンク、オンリーザブレイヴは好位、ナカヤマナイトが中位内、ベルシャザール、ダノンバラード、サトノオーが中団から後方にかけての位置取りでした。
直線、逃げるディープサウンドにユニバーサルバンクが並びかけ、競り合いになります。外のほうからベルシャザールも伸びてはいますが、ジリジリ。サトノオー、ダノンバラードは伸びを欠きます。代わって、内からナカヤマナイトがスルスルと伸びてきて、ディープサウンドを競り落として抜け出したユニバーサルバンクにゴール前で強襲。ナカヤマナイトがクビ差抜け出して快勝しました。
ユニバーサルバンクは惜しい競馬でしたが、やはり能力は高いですね。クラシック出走権にはまだ遠いですが、ここで賞金を少しでも加算できたのは良かったですね。
ディープサウンドは3着と前走の大敗を払拭する内容。ベルシャザールはなんとか踏ん張って4着を確保。瞬発力を要求される展開で、出遅れて4着ならば悲観する内容ではないですね。一方、人気のディープ産駒・サトノオーとダノンバラードは揃って掲示板を外してしまいました。サトノオーは最後伸びてはきましたが、ダノンバラードは全くでした。気性的なものでしょうか、ディープインパクト産駒は難しい馬が多いですね。
勝ったナカヤマナイトは、美浦・二ノ宮敬宇厩舎の牡馬。父がステイゴールド、母がフィジーガールという血統。二ノ宮厩舎・和泉オーナー・ステイゴールド産駒・柴田善臣騎手と昨年の宝塚記念を制したナカヤマフェスタと全く同じ組み合わせですね。どんなレース展開にも柔軟に対応できる馬ですし、父ステイゴールド同様、本当に怖い存在ですね。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | [9] | ホエールキャプチャ | 1.35.4 | 池添 | (2) |
2着 | [4] | マイネイサベル | 3/4 | 松岡 | (5) |
3着 | [10] | デルマドゥルガー | 3/4 | 内田 | (4) |
4着 | [11] | フレンチカクタス | クビ | 北村宏 | (3) |
5着 | [2] | メーヴェ | ハナ | 蛯名 | (10) |
単勝:[9] 360円
馬連:[4][9] 2,620円 馬単:[9][4] 3,900円
3連複:[4][9][10] 6,440円
3連単:[9][4][10] 27,200円
フェアリーSで重賞初勝利を飾ったダンスファンタジアが2倍を切る圧倒的な1番人気、阪神ジュベナイルF2着馬・ホエールキャプチャが2番人気、赤松賞でダンスの2着、その後ひいらぎ賞を快勝したフレンチカクタスが3番人気、ジュニアカップを快勝したデルマドゥルガーが4番人気に推されていました。登録のあったへぼまさのPO馬・イングリッドは、無念の除外となりました。
レースではくるみ賞を快勝したカトルズリップスが先手を取ります。フレンチカクタスが好位、ダンスファンタジアは中位内、ホエールキャプチャが外。デルマドゥルガー、新潟2歳Sを制したマイネイサベルが後ろ目での競馬をしていました。
直線、粘るカトルズリップに外からホエールキャプチャが鋭い脚で伸びてきて、早めに先頭を奪います。フレンチカクタス、そして馬群を割ってマイネイサベル、外からデルマドゥルガーなどが差を詰めてきますが、ホエールキャプチャは完全にセーフティリードを保ち、これらの追撃を3/4馬身凌いで快勝しました。今日は素晴らしい競馬でしたね。完勝です。
一方、ダンスファンタジアは6着と惨敗。勝負所でクビを上げたりとまたしても気性の悪いところを見せていました。能力的には最上位なのですが...。
勝ったホエールキャプチャは、美浦・田中清隆厩舎管理の牝馬。父がクロフネ、母がグローバルピースという血統。3代母は、エリザベス女王杯を勝ったタレンティドガールです。芙蓉Sでオルフェーヴルを破り、阪神ジュベナイルFで見せ場タップリの2着、そしてこのレースで強い競馬を見せてくれました。女王・レーヴディソールに再び挑戦状を叩き付けたいところですね。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | [9] | ダノンシャーク | 1.48.1 | 福永 | (1) |
2着 | [6] | プレイ | 1 1/4 | 和田 | (2) |
3着 | [8] | エーシンミズーリ | 3 | 四位 | (7) |
4着 | [11] | ヌーベルバーグ | 1 1/2 | 安藤勝 | (3) |
5着 | [3] | トップシャイン | 4 | 岩田 | (5) |
前走の未勝利戦で惜敗続きを脱出したダノンシャークが1番人気、京成杯で3着したプレイが2番人気、京成杯で人気に推されたものの惨敗したヌーベルバーグが3番人気、新馬戦を快勝したゼンノロブロイ産駒・アドマイヤパーシアが4番人気推されました。その他、当POGからエーシンミズーリ、ハーキュリーズが出走してきました。
レースでは、人気薄のナムラカメーリアが後続を離す逃げを打ちます。プレイが2番手、エーシンミズーリが3番手。ダノンシャーク、ハーキュリーズが中位、ヌーベルバーグ、アドマイヤパーシアが後方からの競馬をしていました。
勝負所でエーシンミズーリが動き、逃げたナムラカメーリアを交わし、4コーナーで先頭に立ちます。内からプレイが伸びてきて、エーシンミズーリを競り落とします。しかし、勝負所で好位まで押し上げていたダノンシャークの勢いが良く、プレイを交わして抜け出し、最後は1馬身1/4差つけて快勝しました。プレイはまたしても惜しい2着でした。エーシンミズーリは離されはしましたが3着を確保しました。
人気になっていたヌーベルバーグは、勝負所で少し追い上げますが、ズブさを見せてダノンシャークとの差が広がってしまいます。ここで勝負があった感じですね。直線では差を詰めてくるものの4着まで。ハーキュリーズは伸びず7着でした。
勝ったダノンシャークは、栗東・大久保龍志厩舎管理の牡馬。父がディープインパクト、母がカーラパワーという血統。姉兄にはターキーやスティルゴールドなど、結構コンスタントに走る血統です。初勝利まで4戦を要しましたが、リベルタス、サダムパテックなど重賞戦線で上位の結果を残している馬と僅差の競馬をしてきた馬ですし、昇級のここでも上位でした。クラシックに出てきて欲しいですね。
1着:トーセンレーヴ
牡 栗東・池江泰寿厩舎 父:ディープインパクト 母:ビワハイジ
昨年の年度代表馬・ブエナビスタの弟がようやくデビュー戦を迎えました。パドックで生で観ましたが、ブエナビスタの弟というよりはアドマイヤオーラやアドマイヤジャパンの弟と言った方が良い感じの馬体。
レースでは、中位追走の競馬。勝負所で好位に押し上げて、直線で早めに抜け出し、マルカプレジオの追撃をクビ差凌いで勝利しました。凄い強い勝ち方という訳ではなかったのですが、センスを十分感じる内容でした。
日本を代表する超良血馬ですし、このまま順調に行ってほしいところですね。