・今週の注目レース(1)-1月29日(土) 京都9R 梅花賞(勝ち馬・サンビーム)
・今週の注目レース(2)-1月29日(土) 京都7R 500万平場戦(勝ち馬・ラトルスネーク)
・今週の注目レース(3)-1月30日(日) 東京7R 500万平場戦(勝ち馬・ルルーシュ)
・今週の注目レース(4)-1月30日(日) 京都5R 新馬戦(勝ち馬・リヴェレンテ)
※注目レースが多いので、POG馬の出走していないクロッカスSの回顧は割愛いたします。
※1月27日付馬名登録情報には、該当のPOG馬はございませんでしたので、割愛いたします。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
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1着 | [2] | サンビーム | 2.31.0 | 佐藤 | (4) |
2着 | [10] | ヴィクトリースター | クビ | リスポリ | (1) |
3着 | [6] | ハンドインハンド | 1 1/2 | 小牧 | (3) |
4着 | [5] | メイショウトチワカ | 1/2 | 池添 | (5) |
5着 | [4] | マリアビスティー | ハナ | 福永 | (6) |
福寿草特別2着のヴィクトリースターが1番人気、東京スポーツ杯で2番人気に推されていたトーセンケイトゥーが2番人気、未勝利戦を快勝した良血馬・ハンドインハンドが3番人気、その他当POGからサンビーム、メイショウトチワカ、マリアビスティー、ヴェイロンが出走。出走10頭中、7頭がPOG馬。あとの3頭もそれほど強い馬ではなく、POG馬の上位独占だろうという見解になっていました。
レースでは、福寿草特別で4着と粘ったサンビームが先手を奪います。マリアビスティーが2番手、ハンドインハンドが好位、ヴィクトリースター、メイショウトチワカ、ヴェイロンが中位、トーセンケイトゥーは中位から後方にかけての競馬をしていました。
前半1000mはまずまずの流れでしたが、その後はかなりのスローペース。直線に入ると逃げるサンビームが後続を突き放します。最内からヴィクトリースター、外からハンドインハンドが伸びてきます。トーセンケイトゥーは伸びてはいるものの、前まで届きそうにありません。半ばに入るとサンビームとヴィクトリースターの一騎打ち。しかし、サンビームは渋太く粘り、ヴィクトリースターに一度も抜かせることなく、そのまま逃げ切りました。ハンドインハンドが3着、トーセンケイトゥーは掲示板にも載れず6着まででした。さすがに上がり34秒1で後方からでは厳しかったですね。
勝ったサンビームは、栗東・山内研二厩舎の牡馬。父がネオユニヴァース、母がインディペンデンスという血統。新馬戦ではユニバーサルバンク、エーシンミズーリらを抑えての勝利。今回はさすがに距離も長いと思っていましたし、差し向きの馬場になっていたので、厳しいのかなとは思いましたが鮮やかな逃げ切りでした。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
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1着 | [10] | ラトルスネーク | 1.22.0 | リスポリ | (3) |
2着 | [2] | ロードカナロア | 1/2 | 福永 | (1) |
3着 | [9] | ダコール | 3/4 | デムーロ | (2) |
4着 | [6] | エリンコート | 2 1/2 | 四位 | (4) |
5着 | [12] | エーティーランボー | 1/2 | 国分恭 | (7) |
ジュニアカップで2着と惜敗した快速馬・ロードカナロアが1番人気、東京スポーツ杯で5着と健闘したディープインパクト産駒・ダコールが2番人気、新馬戦で圧倒的な末脚を披露したラトルスネークが3番人気に推されていました。オッズ的にも3強を形成していました。
レースでは、ロードカナロアがハナを切る競馬。しかし、やや突かれる展開がジュニアカップと違って、厳しい展開。そんな中で、ラトルスネークは今回は馬群の外目を通って虎視眈々。折り合いもつけていました。そして、ダコールは後方でじっくり待機していました。
直線、ロードカナロアが先行馬たちを振り切って完全に先頭に立ちます。しかし、外からラトルスネークが鋭い脚で襲い掛かってきます。そして更に後方からダコールが猛烈な脚で伸びてきます。ロードカナロアは渋太く粘るものの、外のラトルスネークの勢いがよく、最後ラトルスネークが半馬身抜け出して快勝しました。ダコールは追い詰めるものの3着でした。
勝ったラトルスネークは、栗東・須貝尚介厩舎の牡馬。父がタニノギムレット、母がワシントンシティという血統。半兄には、当POG馬・スコッツデールがいます。前走の500万平場戦では、完全に前が塞がって何もできなくなってしまい惨敗。中1週で臨んだ今回は、折り合いを考えてシャドーロールを装着し、外からの競馬。そして、見事直線でその末脚を如何なく発揮しました。気性的に難しい馬ですが、かなり強い馬だと思いますね。マイルCでは怖い1頭でしょう。
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
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1着 | [3] | ルルーシュ | 2.07.2 | クラストゥス | (1) |
2着 | [4] | インプレザリオ | 3/4 | 松岡 | (5) |
3着 | [6] | サトノタイガー | クビ | 的場 | (6) |
4着 | [10] | ラヴェルソナタ | 1/2 | 内田 | (2) |
5着 | [9] | サトノアポロ | 1 | ベリー | (4) |
札幌2歳S4着以来となるゼンノロブロイ産駒・ルルーシュ(POG馬)が1番人気、同じ厩舎でハッピーパスの初仔・ラヴェルソナタが2番人気、唯一の関西馬で小倉のデビュー戦をレコード勝ちしたロッカヴェラーノが3番人気、ダノンベルベールの弟・サトノアポロが4番人気。そして、もう1頭のPOG馬・インプレザリオが5番人気に推されていました。少頭数ながら、なかなか面白い面々が揃いました。
レースでは、ラヴェルソナタが出遅れ、後方からの競馬を余儀なくされます。最下位人気のトミケンヴァーストが先手を取り、インプレザリオが差なく2番手、ルルーシュは中位、ロッカヴェラーノとラヴェルソナタは後方からの競馬。
直線、2番手のインプレザリオが逃げ馬を交わして先頭に立ちます。一方、直後にいたルルーシュは包まれた形になってしまいます。しかし、半ばになって前が開くとルルーシュのエンジンに火がつき、インプレザリオを並ぶ間もなく一気に差し切り、3/4馬身差の快勝。結局は、POG馬2頭によるワンツーでした。中位から伸びてきたサトノタイガーが3着、ラヴェルソナタは上がり32秒8という究極の上がりで伸びてきたものの4着が精一杯。さすがにこのスローペースでは仕方がありませんでした。
勝ったルルーシュは、名門・藤沢和雄厩舎の牡馬。父がゼンノロブロイ、母がダンスーズデトワール。半兄には、きさらぎ賞3着のステージプレゼンスがいます。この日は京都の春日特別に出走していましたが、残念ながら兄弟同日Vにはなりませんでした。
昨年の厩舎の先輩・ペルーサがこのレースから出世していきました。内容的にもそれと劣るものでもありませんでしたし、ペルーサに続く活躍を期待したいですね。POのえりちょさん、えふりんさん、政吉さん、おめでとうございます!!
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 騎手 | 人気 |
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1着 | [12] | リヴェレンテ | 2.05.3 | デムーロ | (3) |
2着 | [8] | ロードランパート | 1 1/2 | 国分恭 | (2) |
3着 | [7] | チャーミングダンス | ハナ | 四位 | (6) |
4着 | [9] | ビヨンドザリーフ | 2 1/2 | 福永 | (8) |
5着 | [10] | マイネルコルテーゼ | 3/4 | 和田 | (9) |
リスポリ騎手騎乗のディープインパクト産駒・インアフラッシュが1番人気、同じくディープ産駒でへぼまさのPO馬でしたロードマジェスティの弟・ロードランパートが2番人気、そして当POG馬・リヴェレンテが3番人気に推されていました。その他当POGからビヨンドザリーフが出走してきました。
レースでは4番人気のマヤノトップガン産駒・ディープロミオが好スタートから先手を奪います。インアフラッシュが早め2番手。ロードランパート、ビヨンドザリーフが中位、リヴェレンテは少し後ろ目での競馬を進めていました。
勝負所からロードランパート、そしてリヴェレンテが大外を通って上がっていきます。直線、ディープロミオを交わして、インアフラッシュが先頭に立ちますが、それも一瞬のこと。ロードランパート、チャーミングダンス、そして大外からリヴェレンテが伸びてきて、先行馬たちを一気に呑み込みます。この3頭の中でも外のリヴェレンテの勢いは素晴らしく、一気に突き抜けて1馬身半差つけて快勝!同じロードHC同士の2着争いはロードランパートが制しました。ビヨンドザリーフが最後追い込んできて4着に入りました。インアフラッシュは7着敗退。
勝ったリヴェレンテは、栗東・浅見秀一厩舎の牡馬。父がキングカメハメハ、母がアスペンリーフという血統。半姉には桜花賞馬・レジネッタがいる良血馬です。大外を通るロスの多い競馬をしながらも、上がり33秒7で突き抜けた脚は素晴らしかったですね。デビューは遅くなりましたが、クラシック戦線には十分間に合いますし、面白い存在になるかもしれません。注目です。
POのプーニーさん、勝利おめでとうございます!!